日常動作や身の回りにあるものの名前を、片っ端から覚えましょう
少し日常会話がわかるようになってきたら、
今度は積極的に単語量を増やしていきましょう。
そうすることによって、覚えているフレーズの応用が利くようになります。
例えば、「~はどこですか?」というフレーズは、
初めての土地、初めての店などでとても重宝します。
でも肝心の「~」の単語が分からなければ、質問することができません。
初級本では、日常生活でよく使う、基本的な単語が使われていることがほとんどです。
初級の本で出てきた単語は、基本的にすべて覚えるくらいの意気込みで、
片っ端から覚えていきましょう。
買った単語本の目次を開き、
まずは基本的な挨拶や、
数字や曜日、月、昨日、今日、明日などの時期を表す単語など、
使う機会が多そうなものから覚えていきましょう。
単語本の場合、1ページから順にすべて覚えていく必要はありません。
まずはざっと中身を見て、それができそうでしたらもちろんそれでも構いませんが、
この単語ってあまり使わないんじゃない?と思うようなものは、飛ばしていっても構いません。
まずは、自分の普段の生活で、この単語は使いそう!と思うものからどんどん覚えていきましょう。
単語の覚え方は人それぞれです。
昔ながらの単語帳を作るもよし、覚える単語に蛍光ペンで印をつけるもよし、
覚えた単語から線を引いて消していくもよし、
紙にひたすら書くもよし、
自分にとって一番やりやすい方法でどんどん覚えていきましょう。
次は、目につくもの片っ端から単語を覚えていきましょう。
例えば冷蔵庫、洗濯機、スプーン、フォーク、ナイフ、机、椅子 などなど、
身の回りにあるものなんでも構いません。
こちらも覚え方としては、単語調を作るもよし、ひたすら紙に書くもよしですが、
とにかく何時でも勉強できる方法としては、
ポストイットに名前を書いて、そのもの自体に張る方法です。
使う機会が多いものほど、名前を知っていて損はありません。
この方法なら、よく使うものほどイタリア語で書いた名前を目にすることも多く、覚える機会も多いはずです。
単語本には、名詞や形容詞は充実していても、
意外と動詞が少ないものが多いです。
そのため、動詞は普段の自分の生活を振り返り、
辞書を引きながら必要な動詞をピックアップするといいでしょう。
例えば、まず朝眼が「覚め」そして「起きる」、その後「歯を磨く」、顔を「洗う」など、
朝からの自分の生活を振り返って、
例えばそれを人に説明するにはどんな動詞の単語が必要かを考え、
その必要な単語を覚えるようにしていきましょう。