誰とでもいいから、とにかくイタリア語を喋って喋って喋る!

読み書きよりも、喋ることを目的に

文法がわかってきて、単語もそれなりに覚えてきたら、今度はどんどん話す練習をしていきましょう。

語学をやる目的は人それぞれですが、『イタリア出張、イタリア転勤』に対応することが目的であれば、
読み書きよりもまずは喋れるようになることを目標としても、損はありません。

一般的にイタリア人は、とにかくよく喋ります。
相手がイタリア語を理解しようが理解しまいが、
お構いなしにイタリア語でまくしたててきます。

そんな時、「イタリア語はよくわかりません、英語で話しましょう」と言ってみても、まず無駄なことが多いです。
彼らにとっては、聞いてもらうことが目的ではなく、自分が喋ることが目的な場合が多いからです(笑)。

でも、こんな時に相手のイタリア語が分かって、
ちょっとでもイタリア語で返答ができると、
その場がぐんと楽しくなりますし、こちらがイタリア語を喋れるとわかるやいなや、
急に旧知の友のように親しく親切に接してくれるイタリア人は、
決して少なくはありません。

楽しいイタリア生活のためにも、
まずは少しでもイタリア語で会話ができるようになるように、積極的に喋っていきましょう。

とにかく喋る。誰とでもいいから喋る。

そうは言っても、初めて行く土地にそうそう知り合いはいないもの。
喋ると言っても一体誰と?と思われるかも知れません。

でも、イタリアで喋る機会は、
その気になればいくらでも作ることはできます。

実際イタリアでは、まるで旧知の仲のように話しているなーと思いきや、
たった今この場で会った相手だという人と世間話に花をさかせている光景をよく目にします。

スーパーで

例えば買い物中のスーパーだったら、
「チーズはどこにありますか?」
「パンはどこにありますか?」など、
自分で探せばわかると思っても、とにかく誰かに聞いてみましょう。

別に相手は店員さんでなくても構いません。

近くで買い物をしているシニョーラに聞けば、親切に説明してくれるはずです。

その売り場で同じようなモノを選んでいる人がいれば、
「これとこれ、どちらが美味しいですか?」
と聞いてみてもいいでしょう。
ほとんどのイタリア人は、知り合いでなく、
たまたまその場に居合わせた人と話をすることに抵抗を感じませんので
、どんどん積極的に話かけていきましょう

観光中に

市内観光の時なども、人に話しかけるチャンスです。

地図をもって、「~へ行きたいのですが」と近くの人に聞けば、
よっぽど急ぎの用がある人でない限り、まず丁寧に説明してくれます。

例えそれが、すでにどこにあるか知っている場所でも構いません。
とにかく質問し、その答えを理解できるように、
何度も色んな人に聞いてみましょう。

本当にそれがどこにあるかわからない場合、
必ず複数の人に質問することをお勧めします。

イタリア人は、本当はよく知らなくても、
親切心から適当な場所を教えてくれることがよくあります(笑)。

決して嘘をつく気はないのでしょうが、知らなくてもなんとか役に立ちたいと思うのでしょう。

全然違う場所を説明されることもあるので、何人かの人に聞いて、誰の言うことが正しいかはご自分で判断するようにしましょう。

人と居合わせるところならどこでもOK

他にも、同じバス停でバスを待っている人に、
バルのカウンターでひとりでカフェを飲んでいる人に、
乗った電車で同じコンパートメントに座った乗客に、
いきなり世間話を持ち掛けて話しかけても、
決して変な目で見られることはありません。

また、イタリア語がまだまだうまく喋れないからと言って、
躊躇する必要もありません。

話が合いそうな相手が見つかったら、
「まだイタリア語は勉強中で、喋る練習をもっとしたいと思っている」
と言ってみるのも一つの手です。きっと相手の時間の許す限り、
会話の練習に付き合ってくれたり、
親切に間違いを指摘して教えてくれたりするでしょう。